或る冬の日に
2008 / 08 / 21 ( Thu ) これは、今年の1月にブログに書いた文章です。 慈しむ。愛しむ。 どちらも『いつくしむ』と読みます。 考えれば考える程に、答えが遠くなる問いかけはある。 例え果てが見えなくても、ずっと探していくのだと思う。 ********************************************** 2008/01/13 「あんたが、あんたのバラの花を とてもたいせつに思ってるのはね、 そのバラの花のために、ひまつぶししたからだよ」 出典:『愛蔵版 星の王子さま』、岩波書店、サン=テグジュペリ 作、内藤濯 訳、P99 例えば、バラが咲いているとする。 ただ、横を通り過ぎただけのバラならば、枯れようが千切られようが興味を引かない。 でも、一度でも水をやってしまったバラなら、枯れたときに寂しさを感じるだろう。 自分以外の他の存在に関わってしまうということ。 それが、「ひまつぶしする」ということ。 もっと言い換えると、「いつくしむ」ということ。 人間もバラも、いくらでも代わりはいるのに、「それ」でなくてはいけなくなったとき、 人は心からその存在をいつくしんでいるのだと思う。 人生のいつくしみ方― こんな言葉を、山田詠美さんの文章の中で見つけたことがある。 いつくしむ、とは「かわいがって、大事にする」こと。 愛するとは簡単に言えるけれど、いとおしむという言葉は中々使わない。 それと同じように、いつくしむという言葉も口に出して言う言葉じゃない。 だからこそ、素敵だと思うのね。 何気なく日常通り過ぎる事柄たちの中には、 なぜか自分と関わることになるものたちが転がっている。 関わってしまうのは、偶然。あんまり自分から関わるケースって無いね。 その、偶然の産物たちを如何に愛することができるか。 「ひまつぶし」は、ある人にとってはくだらないとか、女々しいとうつるかもしれない。 でも、そんな言葉じゃ割り切れない affection は存在して良いと思う。 loveじゃない。もっと広い意味で、affection という言葉を使った。 私は沢山愛してもらったような気がする。 私は、それほど愛することができたのかな。 人生のいつくしみ方を知らない人は、勿体無い。 ブログのタイトルは「幸福な発見」という意味の英語。 関わる、ということは serendipity 。 絡んだ糸だって、人生に於いて何も無駄にはならないと思う。 …私はサン=テグジュペリの星の王子さまの大ファンで。 専門書まで買って物凄くのめりこんでいたというかなんというか。 実は始めて読んだのがとても遅くて、18くらいの頃だったんだけど、 この、王子さまとバラとのエピソードがずっと胸にのしかかっていて。 すごく切なかったなぁっていうのを覚えています。 時間があるときに読み返してみることにします。 ********************************************** FC2ブログランキング参加中! 善意のワンクリックお願いします(○`・v・)人(・v・´○)♪ ![]() |
深紅
2008 / 08 / 21 ( Thu ) お風呂にゆっくりつかって、リラックス。 湯上りには、間接照明のお部屋でジャズを聴きながらカンパリを飲んだりね… 至福の時間です ![]() ![]() 生きてて良かったなぁと。こんな瞬間にふと思う。 すべては、有限。 だからこそ人生の色々な場面で、輝く瞬間 てやつに遭遇する。 とても大切な宝物。 悲しいかな、傍を通り過ぎた端から記憶は逃げていくのだけど。 忘れたくないから、ときどき文章を書きたいという思いに駆られる。 FC2ブログランキング参加中! 善意のワンクリックお願いします(○`・v・)人(・v・´○)♪ ![]() |
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