冷静と情熱のあいだ
2007 / 12 / 30 ( Sun )

順正とあおいが再会を誓い合った、フィレンツェのドゥオモ。

              duomo2

                                      http://hime5.fc2web.com/TRAVEL/travel.html


正式には サンタ・マリア・デル・フィオーレ(花の聖母マリア)大聖堂といいます。

ゴシック建築の傑作― 未だ、ブルネレスキの作品は人々を魅了し続けている。
整然と佇む建築群はルネサンスの香りを色濃く残しています。


羨ましいな、こういう美しい建築物がごろごろ転がっている国は。


イタリアブランドといえば。アルマーニ、プラダ、ヴェルサーチ、グッチ、フェラガモ…
ふと思いついた限りでこれだけ名前が出てきました。ファッションの聖地といえばミラノだものね。


別にブランドを崇拝とか否定だとかしている訳じゃないのだけれど、
ただ美しいものは美しいというだけで。


芸術品そのものの街並に囲まれていると、
美しいものを生み出すインスピレーションが得られるのかな。



でも、その代償に失う物もあるとすれば。


フィレンツェには、高層ビルが無い。

そこは、ルネサンスの頃の風景を留めるために人々が時を止めた街。


過去を保存し続けるということは、未来を求める余地が無いとも言える。
不便さと同居することができなければ、過去に留まることなんてできない。


過去を生きることを前向きに捉えるのが、その街の「明日」。
逆説的。


美しいものはただただ存在し得るものでは無くて、その裏には犠牲もある。
だからこそ、人が求めて止まないんだろうね。


―冷静と情熱の間には何があるのだろう

―愛と孤独の間には何が横たわっているのだろう


巻末の辻仁成さんの問いかけには、まだまだ、答えられない。
時は足早に過ぎ去っていくけれど。





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